岐阜県産大豆を利用した介護食藻と大豆のゼリーつるえもん

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イシクラゲ

イシクラゲ (学名:Nostoc commune)は ネンジュモ科に属するラン藻の仲間です。 ラン藻とは、植物と同じように光合成をしている生き物。 イシクラゲは日本全国で見られる生き物で、 カラカラに乾燥しても生きて(休眠)おり、 雨で水が加えられると光合成を始めます。 顕微鏡で見ると、丸い数珠のような細胞が つながり、厚い寒天質に覆られています。 乾いた状態では真っ黒な塊となっていますが、 吸水するとワカメのように膨らんできます。 晴れた日には気づきませんが、雨がふると、 ワカメのようなものが出現します。 滋賀県の姉川地域ではアネガワクラゲと呼び、 保存食として利用されています。 また、写真のように和え物にして食べることもできます。

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イシクラゲの様々な働き

抗酸化作用、コレステロール上昇抑制作用、 細菌感染予防作用などが報告されています。 左図はイシクラゲをはじめとする抗酸化能を 評価する実験結果です。 抗酸化能が高くスーパーフードとして人気のある スピルリナよりも、BHA(ビタミンC類似品)よりも、 イシクラゲの抗酸化能は高かった。 イシクラゲの抗酸化には、還元型スキトネミンと ノストシオノンが関係しており、現在その研究を 進めています。